右脳系エンジニアのブログ

エンジニアとしての生き方のプロトタイピング、新しい社会のプロトタイプづくりをしています。

Googleランチと見学をして感じたことについて

元同僚の方にお願いして、Googleランチと見学可能なエリアを少しだけ見学させてもらいました。

食堂やビリヤード台とタバコ部屋は意味的には近い気がする

私が感じたのは、
こういう食堂やビリヤード台やサウンドルームみたいなのって、
「タバコ部屋」と同じような役割を果たしているのではないかと思いました。

タバコ部屋は、みんなが「タバコを吸いに行く」という目的でそこに集まります。
そこではコミュニケーションが発生するのだけど、別にそれを目的としていない。
つまりそこでのコミュニケーションは目的ではなくて偶発的に起こっているものです。
ちょっとそこにいるから話しかけてみた、とか。
だからこそ、力の抜けたような会話=日常的なことや、ちょっと困っていること、
みたいな、「知らなくても困らないんだけど知っていると周りの事情がわかる」ことが共有されやすい。
それがまわりまわって日常的な問題や、社内に蔓延る病巣をあぶりだすことに貢献する、
そういう役割なのではないかな〜と思うわけです。

Googleにおいてそれは、タバコ部屋ではなく(タバコ部屋もあるかもしれませんが)、
食堂だったり、ビリヤード台だったり、ちょっとしたスペースだったりするのではないかと
感じました。


私は、社内のカフェスペースが
今ひとつ役割を果たしていないんじゃないかという感触を
前から抱いていたのですが、見学を通してこの気持ち悪さの原因を突き止めたと感じました。


今のカフェスペースには「偶発的なコミュニケーション」が発生していない。
コーヒーは巡回して販売してくれるから、別にカフェに行く必要はないんですね。
カフェにぷらっといってみよう、みたいな行為がどうしても発生しない。

だからそこはただの「場所」であり、大きな役割を果たすことはしていない。
そんな風に思いました。

と、考えた時にじゃあどうしようみたいなことを考えていて。
やっぱうちのカフェにもビリヤード台か卓球台おこうぜ!
みたいな結論にいたる私でした(これが言いたいだけ?)