右脳系エンジニアのブログ

エンジニアとしての生き方のプロトタイピング、新しい社会のプロトタイプづくりをしています。

仕事を楽しいと感じるには楽しく生きられるためのメンターを見つけることが大事なのかも

誰か、「仕事は楽しい」と言ってくれ

という記事をみて同僚が記事を書いていたので私も一言。

『誰か、「仕事は楽しい」と言ってくれ』 ⇒ めっちゃ楽しいっす!!! | 働くって楽しいぜ! http://enjoy-work.raindrop.jp/archives/1293

個人的には仕事が楽しいかどうかなんていうのは結局自分が決めることだと私は思っています。 根本的にはね。だから誰かが楽しいぜ、なんていってもあんまり意味はないんだろうね。

ただ、そういうマインドセットが出来ていないから筆者は苦しんでいるのだと思うし、 それについてなんらかの解決方法を提示してあげるのが過去に同じ苦しみにいた大人の出来ることだと思ったので少し思い出しながら考えてみました。

自分がどうして人生を楽しくできるようになったか

そういえば私も大学生のはじまったときは未来に希望なんて持っていませんでした。 凡庸であり兄に比べて秀でた部分も特になく、なにをしても中途半端。 社会のつまはじきものであって常に不満を抱えているような若者(今もかもしれませんが) だったと記憶しています。

何が自分の「楽しくない世界」を「楽しい世界」に変えたのか

私が人生面白くなったポイントってどこかっていうと 「どうせ空気よんでも友達できないし空気読むのやーめた」ってしたところなんですよね。 もう、めちゃくちゃ楽しかった。

集団演習のディベートとか全部ひとりで調べてやったし、やったらやったで相手の議論つぶしまくってた。 そうするとおんなじように思ってたやつって案外いるんだよね。 大学独特のあのだれた空気が気に食わないやつとかさ。

今になって思うのは、あの時世界に不満と絶望を感じていた私は、世間の常識であったり 他人の目であったりを気にして(今もこういうのかわかりませんが「空気を読んで」)行きようと 思うあまりに、自分を押し殺していたのではないかと思っています。

仕事の楽しくないイメージっていうのもまさにそういうことかなって思っていて、 面白くもない仕事を自分の意思とは無関係に押し付けられて、本当にやりたいことはあるのにそれをやるに全然かなわないイメージ。 そういうイメージと、大学時代の私のこの感情は同じものなのかもしれない。

思いっきり生きるためにはそれを許容してくれる環境(≒メンターの存在)が重要

ようするに、自分を表現できないのは自分を許容してくれるような受け皿がないのではないかという 漠然とした不安にあるわけだと考えると、思いっきり生きてもそれを笑って受け入れてくれるような メンターの存在が重要かも、っていうか私はそうだったのでそれしか知りません。

私の場合は偶然先輩から人が足りないから手伝ってみたいなことを言われて、 そこからそっちの世界に引き込まれていったので本当に偶然だった。 偶然じゃないのかもしれない。 そこで、私みたいな変なヤツを受け入れてくれる人ができたから、もう集団演習とかどうでもいいわってふっきれたところあるし。

だから、そういう人が身近にいればいいわけで、そういう人とつながりを持ってみるといい。 個人的には、上の筆者のような工学系の学生さんならIT勉強会とか顔出してみたらいいと思うし、 そんな意識高い系無理ーって思うなら年齢層高めのネトゲ(いまならそれこそドラクエとかFFとか) やってみたらいいんじゃないかな。

絶望すら感じたことも楽しく生きるためには必要な糧かもしれない

これはある程度経験値増えないとわからないと思うけど、人生に無駄なことなんて何一つないって 思えるようになってくるんですよね。そりゃああのときああすりゃよかったなっていう後悔はあるかもしれませんが、 振り返ってみればあの時煮え湯を飲まされた経験が効いているなって思うことも多いんですよ。 というか、過去の自分を無意味なものにしないために今の俺がそれを経験にしてしまえくらいの感覚すらあるよねってなってくると思う。

まぁ、がんばれ!っていうかがんばろう!って思うことをやれよな

社会貢献とか凄いものをつくるとかだいそれたことじゃなくていい。 ただ今自分の目の前にある なんか手をとってみたいなぁってこと思いっきりやってみろよって思います。 ゲームでもなんでもいいし、社会貢献したいならばあさんに席を譲ればいい。 それでネトゲ廃人になったって、FXで首吊りそうになったっていいじゃないか。

どうせ死ぬなら面白そうなことをしてから死ねばいい。 そんくらいやってたら「俺は一生懸命やったけど結局だめだったな」って思って すがすがしい顔で死ねばいいのだ。

仕事楽しい? => 楽しいです!

今の私は間違いなくこう答える。もしかしたらそうじゃない部分も辛い部分もあるかもだが、 全体を通しては概ねこうだ。だって仕事は俺がやると決めて決めてやっていることなのだから 楽しいに決まっている。

もし君が上記に書いたようなチャレンジをして、問題をクリアしたときには、 仕事は楽しいものになっているだろうね、ようこそこちらの世界へというカンジだろうか。 昔ならWelcome to underground.とかいうネタが通じたけど今は通じないよね。

凡庸な人間が数少ない手札でいけるところまで成り上がるってのも、楽しいもんだぜ。 最初からLv99のドラクエより、楽しいと思うよ。