右脳系エンジニアのブログ

エンジニアとしての生き方のプロトタイピング、新しい社会のプロトタイプづくりをしています。

ニートになったのでブログ書く@7日目 遠慮が招いた失敗

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こんばんは、私です。

ニートになったのでブログを書くのも7回目ということで、一週間の間1日1投稿することが出来ました。 こういうの続かない私がやってるとか感慨深いですね。

今日は、Race for Resilienceという昨日からイベントに参加していました。 惜しくも優勝はのがしてしまいましたが、一応石巻で3位という結果となりました。

ただこれ僕がもっとちゃんと出来てれば優勝できたよな

正直今日の結果って、きっとこのくらいだろうなって思っていてやっぱりそのくらいだなって思った部分がありました。

まぁそれはいいんですが、正直、かなり反省している部分があって、それをきちんとできていれば余裕で優勝したろうなって思っています。

うちのチームがどういう状況だったか。

凡そチームが集まってからプレゼンテーションの時間まで24時間という今回のハッカソンの中、 僕らのチームは、およそ折り返し地点のところでコンセプトから何から完全にぶっ壊れました。 というより、ぶっ壊れるコンセプトなんてなかったというのが正しかったのですが、 前回のブログでも書いた通り

僕はこの状況になることを開幕からわかっていたけど何も手を出せなかった。

僕は、正直この状況になることを、開幕時点から95%くらいの確率でなるだろうと思っていました。

なぜなら、こういう状況になったStartup Weekend Tokyoのチームとほぼ同じ轍を踏んでいたからです。

具体的には、問題意識や課題の探求、およびチーム内での合意が不十分であったり、解決プランについて枝葉のところまで出来たけど肝心のMVPは何なのかということが不明瞭だったりしたわけで、 これを解決しないことにはこのチーム遅かれ早かれかなり行き詰まるだろうなぁって思っていました。

じゃあ僕がなんか不真面目にやったとか、後になってこう言っているだけのミサワ野郎だったかというとそうではなくて、今回は自分の役割とか立ち位置を意識しすぎるあまり、手を出せなかったというのが回答になります。

チームが空中分解する前に開幕早々ぶっ壊しそうっていう懸念

今回、僕の立ち位置って結構微妙で、エンジニアとして参加していて、プロジェクトリーダーが決まっているような状態で、そのプロジェクトメンバーは東北で働いている会社や自治体の方々が数人ずつ参加しているというチームでした。

つまり、空気感もつかめない中超マイノリティで、エンジニアというあまりに強くやり過ぎるとチームのバランスを崩してしまうというロールにあり、かつリーダーも同じくマイノリティな人間という中で、 何か違和感を感じたことをそのまま表現するというのは、かなり難しいことだと感じていました。

リーダーの方針を壊せばそれはリーダーへの不信感が強くなるし、マジョリティの人の考えに強く意見するとそれだけでやる気の鼻をへし折ることになるからです。

そういう中で、僕は開幕早々からヤバイって思っていたけれど、やりながら修正される部分もあるし逆にエンジニアリング主導で修正していけばいいやとか思ってしまって、強く自分の意見を押し出すことはしませんでした。

でも最終的に「時間不足」になった。

最終的にうちのチームは「どうしても時間不足感が否めない」というような総評をいただきました。 前日の夜中にありとあらゆる内容を一度フラットにして、そこからビルドアップ出来たことはチームとしてはよい経験になったと思いますが、 逆にいうとふらっとにしないで最初の時点で同じことができていれば、12時間多く詳細を詰めたりハックする時間をとれたわけで、そしたら確実に優勝出来たやろってくらいにはなる感覚もあって、 やっぱり自分の最初の選択はあかんかったなと思ったわけです。

相手のことは考えないといけないが遠慮はしてはいけないだろう

もちろん僕が思った「モチベーションを下げてしまう」とか「リーダーのメンツが丸つぶれ」みたいなことは気にしないといけなくて、それはぶれたらダメだとも思うんですが、 一方で言わないといけないことはちゃんと言わないとダメだなとも同時に深く反省しました。

相手のことを考える=>言わない

ではなくて、

相手のことを考える=>相手のことを尊重した上で意見を述べる

というようなやり方を、出来るように意識していこうと思います。