右脳系エンジニアのブログ

エンジニアとしての生き方のプロトタイピング、新しい社会のプロトタイプづくりをしています。

強みってなんだっけ? - 強みとかどうでもいいから興味に従って生きろよという視点

こんにちは、私です。

先日まで、京都府京丹後市の方におじゃまさせて頂いていました。

その間ブログを書くのを若干サボってしまっていたので、またちょろちょろ書いていこうかなと。

ここ2週間とちょっとの間ですが、僕は完全な「個人」として活動しています。 1年くらい前から仕事外で企画やサービスの立ち上げに協力させていただくことが増えていましたが、今は100%個人かつフリーなのである意味良くも悪くもダイレクトにフィードバックをもらえます。

興味をもっていただけた方にはいろんなイベントのお手伝いにお声かけていただいたり、具体的な仕事の依頼とか提案をいただけたりしました。

そういう中で、自分に回ってくる案件の性質から、なんとなく自分の立ち位置とか必要とされている役割を感じることがあったので、それについて書いてみると思います。

強みってなんだっけ?

仕事をする上では、よく「強みに集中しろ」とか言われますよね。でも僕の強みってなんだっけ?って思うことも同時にたくさんあったんですよね。

そもそも、エンジニアとして生きるのか、コンサルタントとしてなのか、マネジメントするのか、なんなのかみたいなモヤモヤがありました。

必要のされ方に一定の方向が見えてきた

今回、いろんな場所におじゃまさせて頂いていろんな方とお話させていただいたり、議論させて頂く中で、なんとなく自分の立ち位置が見えてきたように感じます。

具体的には、特にコンセプトメイクとかプロトタイピング、MVPの作成、とかそういった立ち上げフェーズにおいて全体の問題意識を明らかにしたり、ブラッシュアップしたりすることや、解決策についていろんな手法や方策を提案したり組み合わせたりするようなシーンで、一番自分が役に立てているのかも?と感じたわけです。

なぜそこで必要とされているの?の答えができれば強みと言えそう

こういう、自分が必要とされている位置づけがわかったところで、じゃあ自分はそこでなぜそれを提供できるのか?を考えてみる、というプロセスによって自分の強みについて考えてみました。

「節操のない知識」

「本当に知っていることのジャンルとか領域に節操がないよねwwww」

最近、友人からこんなことを言われました。

これ、すごく自分のことを的確にあらわしているなぁと思っていて、たしかに僕はなんでもかんでも知りたがるし、とりあえず突っ込んじゃえみたいな好奇心もあるし、わからないこともわかろうとするみたいな傾向もあって、どれもめっちゃ深いわけじゃないんだけどなんでも知っている、みたいな。

こういう性質があるので、いろんな人の問題意識について想像できたり、立脚している視点を理解できたりする。 さらに、それを組み合わせたり逆に抽象化したりすることも頭の中でやれるので、突拍子もない提案ができたり、みんなの意見を要約したりもできるのかなと気づきました。

それに付随するスタートダッシュの実行力としての「開発力」

それと、

「モリリンがいればこういう考えがまとまったところで、しかも実際にうごけるし」みたいな話もよくしてもらえることがわかりました。

僕はプログラマーとして、あるいはデザイナーとして、(単体としてみれば失笑レベルですが)ちょっとしたことはできるので、プロトタイプとかモックのようなイメージをつくることで、 周りの人を巻き込んで行ったり、本当に純粋なエンジニアの方に面白そうと思ってもらえるようなところまでをアウトプットすることが出来ます。

これってしかも一人でもできることって意外と重要なのかもと思っています。

スタートアップのタイミングは、デザイナーやプログラマーがあつまっても途中でモチベーションが低下したり、多忙になって離れていくこともおおいです。

そういう中、一人でできればトップスピードでそれを実装することが出来るという視点、 あるいはどちらかがいなくなったり一時的にモチベーションが低下してもある程度埋められるという視点において、結構貴重な気がしてきました。

よくスタートアップにはずば抜けたプログラマーとデザイナーが必要、みたいなことが言われていて、中途半端にしか出来ない僕は絶望したりするんですが、こういう立ち位置もあってもいいのかな?くらいにはちょっとずつ思えています。

「プロトタイプエンジニア」という肩書の試行

そんなわけで、僕の個人名刺を最近つくったのですが、 「プロトタイプエンジニア」という肩書をつけることにしました。

コンセプト設計からプロトタイプが出来るまでの道のりに大きな強みをおいているという意味です。

これに加えてエンジニアとして新しい生き方を模索してみようという意味で「エンジニアのプロトタイプ」という意味もこめて、こういう肩書にしています。

実際に京丹後にいったときには、いい感じに物議を醸してくれるので、割とつくってよかったなと思っています。

強みとかどうでもいいから興味に従って生きろよという視点

個人的には、強みとかどうでもいいから、興味にしたがって生きろよという視点をあえて提唱したいです。

僕が上記にあげた強みらしきものも、時間が経てばまた変わるわけで、コロコロ変わる可能性があるものを定義してもあんまり使えないと思います。

それよりは、興味にしたがって行きてみて、それでなんとなく周りに必要とされていればいいんじゃないかな。

あー、また最後ぐだぐだになってしまいました。でも書くことって大事ですね。頭が整理されます。