右脳系エンジニアのブログ

エンジニアとしての生き方のプロトタイピング、新しい社会のプロトタイプづくりをしています。

学部の(遠い)後輩が南相馬に飛び込んで来た話

僕のいた学部

僕のいた学部は立命館大学政策科学部というところです。

何をしているかわからない、という意見も多くいただく学部なのですが 基本的には「問題解決型の人間を育てつつ、社会政策の提言や実行を行っていく学問」だと理解してもらうのがわかりやすいと思います。

いわゆる総合政策系の、人材育成と研究活動が相互に絡みあうような学問体系となっています。

3.11の災害。俺達こそが主役となって活動しているはずだったのではないか

さらに学部のことをいうと、政策科学部は阪神大震災の前後で急速に広がってきたNPOなどの非政府型の組織活動の研究にも重きをおいていました。

そんなところに3.11もあり、NPOの活動もさかんになってきた。慶応の総合政策出身者、東大生・・・立命館大学があった、でも文学部カァ。。。

政策科学部の名前を見つけられないことに、なんとなく物悲しさをもっていたのは事実でした。

紛いなりにも僕らにはこの学問を学んできたプライドがあったし、なんか悔しいなぁと感じていました。

大学の9学年下の後輩が飛び込んできた

8月も後半にさしかかった時に、こんなメッセージが飛んできた。

現地の方と交流する機会を設けて頂くお話ですが、 9/1-7までの期間に一度だけ、アサインして頂くことって可能でしょうか⁇ かなり急なお願いになってしまうのですけど…

少し前にとある企画でご一緒した、大学1回生の女の子だった。 僕の遠い後輩にあたる。(僕が12期生だったはずなので、21期生かな)

普通に考えたら急すぎるお願い、というかこの子僕とあったの3時間くらいやねんけどとか思いつつ、内心僕は喜んでいたりもしました。

なんというか、自分の直感とかそういうのでポーンと飛び込んでしまうようなそういう学生が、 政策科学部にいた事に僕は喜びを禁じ得なかった。

昔の僕らがそうであったように、青臭さがあったとしても、問題に向き合い考えようとする姿勢のある人がいたことが、とても嬉しかった。

4日間ではあったが、僕の知っている限りの人脈を駆使していろんな人に合わせ、なるべくいろんな話をしてもらえるように考えた。それが成功だったかは、これからわかることなんだと思う。

昨日ようやく南相馬を送り返して、ほっと一息つけたのでなんとなく自分の思いを発散してみた。

彼女にはこれからどんどん出張って活躍してもらえればと思います。